だいぶ遅くなってしまいましたが、私の勉強方法と年間スケジュールを教えて欲しいとの声がいくつかあったので、紹介します。
試験後に色々予定が溜まってしまい、遅くなってしまいました。
自己採点結果
私の自己採点結果ですが、
・272点/345点(=約79%)
※twitter(現X)では、273点と書きましたが、ひとつズレていたようです。
私の場合、
・週2回の介護施設の夜勤(15時〜翌10時)
・英語の勉強(12月からは国試一本です)
・薬ゼミなどの講習は受けてません(効率悪いと感じたため)
と両立していたため、国試のみの勉強時間はそれほど多くないと思われます。
その為、国試勉強のみの時間をみるとそこまで負担になる勉強量では無いはずです。
年間スケジュール
□4月ー7月
4月から勉強スタート
まずは青本の通読から。
過去問から入る人も多いと思いますが、私は青本から入りました。
なるべく全体像と科目の間の繋がりを意識して、じっくり読む。
ペースは1日150〜200ページ/8hourくらいのペースです。もちろんバイトがあったり調
子が良く無い日はこれよりも進まない日もあり、その逆もまたありました。
また、大学は全ての授業がオンラインになっていて、試験も必修科目以外はレポート提出になった為、例年よりは楽な年でした。
□8ー9月
大学の過去問試験(100〜105回分)
大学の過去問試験に向けて、国家試験の過去問を4周しました。
1周目
解く→解説確認→知らない項目を単語カードにまとめる→空き時間に覚える
単語カードは国試6回分をまとめて2000枚ほど。
約70%程度の短期記憶が完了したら2周目に行こうというつもりでした。
2周目
時間が足りず、50%程度で2周目に入る。
2周目も全然✖︎が多く滅入る。2周目でもわからなかった項目で単語カードを作る。
※もちろん単語カードが重複することがあるが、それは苦手な項目であり何回もやれると思って暗記に励みました。笑
3周目
2周するのに1ヶ月程度かかりました。。。
3周目はかなり覚えていて嬉しかった記憶があります。ただ9月初旬に中間試験があり、時間を取られました。
4周目に向けて、わからない問題をチェックしておきました。
4周目?
チェックしておいた問題を2日程度でざっと解いて終わりという感じです。
最終的に過去問試験は
342点/345点
という感じで満足のいく結果でした。
□10ー12月
※この期間はあまり他大の方や浪人生の方には参考にはならないと思います。
ほぼ12月に行われる卒業試験対策でした。
私の大学は卒業試験が、医師国家試験からの引用問題やガイドライン、医薬品添付文書からのマニアックな問題が多く、難易度がインフレしていました。
ちなみに1次の合格ラインは75%以上取ることです_:(´ཀ`」 ∠):
その為、毎年1次試験試験合格は30ー40%ほどで、2次試験が本番のような試験でした。
また、この期間に卒業論文の提出も求められていたため、どちらにもフルにコミット出来ずムズムズした期間でした。笑
とにかく卒業試験はその大学の教員の色が出るので過去問をやりまくりました。
この期間も5年分の過去問を2周ほどして、よく出る項目をノートにまとめていました。最終的にノートは200ページくらいになりましたが、とても役に立ちました。
□1ー2月本番
・青本2、3周目
2日で1冊のペース。赤字で覚えてないところはないか。抜け漏れを確認・
・国家試験97ー105回を2周
100−105回の復習に加えて、97ー99回を念の為やっておきました。
・最後のわからないものまとめの作成
上記の勉強中で出てきたわからないところをまとめました。
結論から言うと、やらなくてよかった気がします。笑
かなり難しいところまでやってしまい、点数に繋がらなかったと感じました。
やってみた勉強方法
この1年間で行った勉強・勉強法はざっと以下の通りですね。
①青本:約3周
②青問:2周
③国家試験過去問(97ー105回の9年分)
④わからない単語カード作成
⑤わからないノート作成
⑥ZOOM勉強会
⑦ZOOM朝会
⑧卒業試験勉強
⑨問題作成
絶対やった方が良い勉強法ベスト5
紹介した9つからやってよかった勉強法ベスト5を紹介します!
1位:ZOOM朝会
・朝を無駄にしない!!!
おそらく国試受験生の永遠の課題ですが、このZOOM朝会でかなり改善しました。自分を国家試験モードに変えてくれたのもZOOM勉強会のお陰です!
また意識の高い友達を周りに置くことでピア・プレッシャー効果も見込めるので一石二鳥です!
デメリットとしては、携帯があっちあちになります。
※ピア・プレッシャー効果:周りがやってると自分もやらなきゃという心理的負荷をかけることで集中力が増すこと。
やり方:
・友達3ー4人でグループを作る。
・勉強スタート時間を決める(私は7時でした)。
・遅刻した時のペナルティを設定(LINEギフトでコーヒー奢りとか)。
・3ー5時間集中して勉強。
2位:国家試験過去問周回
やはり王道。敵を倒すためには敵を知ることから!
しつこいくらいやっていいと思います。106回国家試験でも過去問から発展した出題がたくさん出題されてました。
「過去問から出ないじゃん!!」
って嘆いている学生が周りにいましたが、
「いや、結構出てるよ??笑」
と心の中で突っ込んでました。笑
国家試験の問題を覚えるだけじゃなく、周辺知識も復習することが大事です!
3位:青本・青問の周回
一番使われている参考書ですね。青本の内容をしっかり頭に入れていれば、
国家試験はほぼ問題ない
と思います!
「青本じゃ不十分!」
「たまに間違ってね?」
という声をたまに聞きますが、
【国家試験合格】という目的においては十分な情報量
だと思います。
しかし、高得点を狙いたい場合は薬ゼミ講義や能動的な情報収集が必要になると感じました。
4位:わからない単語帳作成
バイトなどでコロナ禍でも移動が多かった為、やってよかった思ってます。
またやる気があまり出ない時の勉強のスターターとしてかなり重宝しました。
人間やる気が出なくても、少し何かに手をつけることで嫌だった勉強にも手が出るものなんですよね笑
勢いを利用しちゃおう作戦です♪
単語帳は携帯のアプリのものを使いましょう!
・シンプルなもの(ややこしいとスターターとして機能しにくい)
・パソコンなどと同期できるもの(編集はパソコンの方が早い)
・画像が入れられるもの(構造式や複素環を覚えるのに便利)
であれば、好きなものを使って大丈夫だと思います♪
5位:問題作成
ある程度勉強が進んでくると、既存の問題に飽きます笑
ZOOM勉強会で友人に出題したりTwitterのアンケート機能を利用して問題作成するのも良い勉強方法でした。
一見効率が悪そうな方法かもしれませんが、問題を出題してみると
・変な問題作れない
・しっかり調べないと問題作れない
・相手の盲点を突きたくなる
などの出題者の視点を身に付けることが出来ます。これは国家試験問題の出題傾向を自己分析するのにとても役に立ちました。
好きな分野の習熟度を上げたい!!
などで出題してみると良いかもしれません(^ ^)
最後に
2020年はコロナ禍で例年とは異なった勉強法になった方も多いと思います。
しかし
□毎日コツコツ継続
□完璧な体調管理
□小さい目標をこなして、大きな目標に
これらはどの年度においても当てはまることだと思います。
2021年はどうなるかまだ予測は出来ません。
しかし、早い段階からコツコツやっておけば決して難しい試験ではないはずです。
この文章を読んだ人は少しずつ初めて行きましょう^ - ^
読んだ上で質問があればTwitterのDMや質問箱にお願いします♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!