こんにちは!
カナダで薬剤師を目指しているRYOです!( ^ω^ )
ここでは
英語弱々な日本人薬剤師の私が、英語圏カナダで薬剤師として働くことを目標に奮闘する日々を観察できますよ。
毎日の呟きはRYOのXをぜひ覗いてください(^^)
突然ですが、、、
非医療者のあなたが薬局で薬をもらうときに
「今日は抗血小板薬が出ていますので皮下出血や胃部不快感に気をつけてくださいね〜」
と言われたらどう感じますか??
「専門的用語すぎてよくわからない」
と感じるはずです。
そのため医療者は専門用語を非専門用語に変換して伝えるようにしています。
(例えば)
抗血小板薬⇨血液サラサラ薬
皮下出血⇨青あざ
胃部不快感⇨胃のムカムカ感
というように。
英語界隈でも専門用語はある
英語でも
専門用語(Technical term)
一般用語(General term)
があり、患者に説明する時は専門用語をなるべく使わないように教わります。
むしろ海外の医療者は日本の医療教育よりも専門用語⇔非専門用語の扱いは厳しく行なっていると聞いてます。
抗血小板薬/抗凝固薬
そもそもこれらの薬は
抗血小板薬:血小板の凝集を抑制して血が固まるのを抑える薬
抗凝固薬:血小板二次凝集を抑制して、血栓ができるのを抑える薬
という作用の薬で、使用目的が明確に違います。
しかし専門的すぎるので、
とまとめて呼ぶことがあります。
実際になんと言ったらいいか
ではこれらの単語はどう言い換えたらいいでしょうか
専門用語では
抗血小板薬:antiplatelet drug
抗凝固薬:anticoagulant
一般用語では
血液サラサラ:Bloodthinner
と言います。
thinには「薄い、細い」「〜を薄くする、薄める」
と言う意味があり、
血(blood)を薄くするもの(thinner)
でBloodthinnerなので感覚的にはわかりやすいですね(^-^)
(僕らがいきなり海外の医療機関でbloodthinnerって言われても逆にわからなそうですが、、、)
続いて皮下出血ですが、
英語で
皮下出血:subcutaneous bleeding
といいます。
とっても難しい用語ですね(^^;;
これを簡単な言葉にすると
青あざ:bruise
となります。
単語自体は難しいかもですが、専門用語よりはマシでしょう笑
また
胃部不快感:discomfort of stomach
⇨胃のムカムカ:stomach upset
というようにできます。upsetはよく見る単語なので意味は捉えやすいですね
最後に
いかがでしょうか
医療系の方はもちろん、専門⇔非専門の言い換えはできたほうがいいですし、
一般の方でも、海外で病院行った時など自分の使っている薬を説明できるとより便利に医療機関を利用できそうですね(^○^)
いかがでしたでしょうか。
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